鈴木茶苑について

鈴木茶苑は静岡・川根徳山で家族4人で栽培・製造・販売をしている農家です

川根は南アルプスの山々に抱かれ、大井川沿いにSLが走る山間地です。

古くから川根はお茶の産地で、品評会に入賞するような針のような見た目の綺麗なお茶を作る名人達がいますが、私たちが作るのは、見た目にこだわらない、懐かしくて新しい香りの良いお茶です。

初代・勝彦は藤枝市の非農家出身で、お茶を始めた理由は「面白そうだったから」。川根茶の異端爺が作るお茶は、従来からの常識に囚われません。

点在する茶畑は合わせても、広さは一町もありません。古くて小さな35Kの製茶機械を使っています。煎茶は揉み込み過ぎず、柔らかく製造することを心がけています。煎茶の他に釜炒り茶、紅茶を在来種をメインに実生、「ふじみどり」「くらさわ」など少し珍しい品種で作ります。ポットから急須に直接注げば簡単に美味しく淹れられるお茶ばかりです。

飲む人、作る人、環境にも優しい農業を目指しています。
静岡県エコファーマー(化学肥料は地域基準の半分以下、農薬散布も年3回以下)の認定を受けていますが、主に米ぬかを撒いていて、困ったときにしか農薬や除草剤は使いません。

お財布にも、人にも、ちょっぴり地球にも優しいお茶をお探しの方へ。
山の香りと大らかな滋味をお届けします。